北海道の中央に壮大な景観をもって広がる大雪山十勝岳の南部に位置する十勝岳連峰は、
オプタテシケ、美瑛富士、美瑛岳、十勝岳(日本百名山)、富良野岳の山々からなり、
白金地区は、これらの秀峰を一望に見渡せる山麓にあって、雄大な展望と良質な泉質を
誇る温泉地です。

美瑛町の市街から白金温泉へと向かう道は、大正15年の十勝岳噴火の泥流後に自生した
シラカバの林が4km続いていることから「白樺街道」と呼ばれており、その美しく涼し
げなシラカバ林を抜けると白金温泉の湯煙りが迎えてくれます。
昭和25年8月8日、当時の町長であった鴻上覚一氏が数々の苦難の末、
温泉の噴出に成功し、町営ホテル一軒のみで始まりました。
そのころは十勝山麓の温泉も色気がない、袋地、施設不足と不評ばかり
でしたが、清浄と健康を売りものに成長してきました。

「白金」の名は粒々辛苦の末、土中399mの深さから、48℃の無色の
湯が噴出した時、美瑛町長鴻上覚一(こうがみかくいち)氏が「この湯
は地底から沸いたプラチナ(白金)ともいうべき尊いもの・・・」と言った
のを素に命名されました。
※現在の温度は約53℃です。

災害対策として作られた流路工は、普段は、温泉街の真ん中をつらぬく
公園となっており、観光客の皆さんのくつろぎと憩いのスペースとして
生かされています。
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